12月25日
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小中学校の給食について
来年度以降の給食費無償化継続の予定は?
「はじめに、小中学校の給食についてですが、今年度も2学期、3学期は給食費を無償にしていただき、住民さんからも「ありがたい」「とても助かっています」との声を多くいただいています。急激な物価高騰が家計を圧迫している中、給食費無償化は、子どもを持つ家庭の、経済的負担の軽減になります。私の住んでいる地域は子育て世代が多く、朝の見守り活動などに出ている時にも、お母さん方から、給食費の無償化を続けてほしいと強い要望をいただいています。来年度以降の給食費無償化継続の予定についてお聞かせください。」
【答弁】
それでは、「小中学校の来年度以降の給食費無償化継続について」答弁申し上げます。本町における小中学校の給食費無償化につきましては、令和2 年度から始まり、今年度は8 月から令和6年3月まで実施する予定です。給食費無償化を実施する場合の財源は、これまで、主に国の地方創生臨時交付金を活用しており、本町独自で実施する場合は多額の財源を必要とします。令和6 年度以降の無償化継続についての必要性は十分理解していますが、継続に際しては、多額の費用負担が生じることから国の動向等も見据えた上で、町内関係部局と検討、協議を行ってまいりたいと考えています。以上、答弁といたします。
「厳しい社会情勢の中、物価高騰、塾や習い事など、子育て世代は費用負担が多いのが現状です。給食は子どもたちがバランスの取れた食事を摂れる機会であり、学習意欲や学力にも影響が出る事も考え、家庭の経済力の格差など関係なく、未来を担う子どもたちの栄養である給食の恒久的な無償化をお願いします」
不登校支援について
不登校の児童生徒・保護者の窓口、支援の拠点となる教育支援センター・校内教育支援センター設置の予定は?
「9月議会でも不登校について質問させていただきましたが、その時は、全国の小中学校での不登校の人数が24.5万人と話ましたが、国の情報が更新され、文部科学省は10月4日「令和4年度 不登校等に関する調査結果」が公表され、前年度から22.1%増加し、過去最多の約30万人となっています。子どもが不登校になった時の相談をどこにしたらよいかわからないという声も聞きます。スクールカウンセラーの先生への相談は待ちがあり、学校の先生、スクールソーシャルワーカーの先生は、学校に来ている子たちの対応に時間が注がれてしまい、不登校の子たちへの対応が遅れることもあると思います。本町においても不登校が年々増加している中、9月議会でも同じ質問をさせていただきましたが、不登校の児童生徒・保護者の窓口、支援の拠点となる教育支援センター・校内教育支援センター設置の予定や、本町の取り組みについての進捗状況などお聞かせ下さい。」
【答弁】
「不登校支援について」のご質問「教育支援センター・校内教育支援センターの設置予定について」ご答弁申し上げます。現在、学校にはスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを、町には教育相談員等を配置し、相談体制の充実を図っているところです。ご質問の児童生徒の新たな居場所となる教育支援センターの設置につきましては、令和5年3 月31日付け文部科学省初等中等教育局長通知「誰一人取り残されない学ぶの保障に向けた不登校対策について」を踏まえ、設置に向け、先行市町の運用状況等を参考に検討を進めてまいります。
もう一つの校内教育支援センターにつきましては、これまでも各校において、状況に応じ個別に対応を行ってきたところですが、今年度より、大阪府教育庁から小学校1 校に対し、校内教育支援員が1 名配置されています。今後、この校内教育支援員配置の効果を検証し、各校での別室指導の在り方や校内体制の更なる充実に反映させてまいりたいと考えてお
りますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、ご答弁とさせていただきます。
「教育支援センター設置に向けて他の市町などの状況も研究してこられていると思いますが、センターがうまく活用できていない市町があるのも現状にあると思います。熊取町が作る教育支援センターは、学校復帰だけが目的ではない、子供たちが安心し信頼関係を築く事を最優先し、その先に学ぶ意欲がわくようなセンターを作っていただきたいと思いますし、住民さんの中から、不登校の児童生徒の居場所づくりを始められたり、考えられたりしている方もいらっしゃいます。そういった方々や、保護者の方々との意見交換会などの機会を定期的に開催するなどして、より良い教育支援センターを目指していただけると思っています。」
ひまわりバスについて
直近3年間の利用状況は?
運転手の現状、人数や交代時間・休憩時間などは?
町内2箇所でフリー乗車区間が設定されていますがその理由と、利用状況は?
町が把握しているひまわりバスに望む住民の声は?
現行車両更新の時期は?
「ひまわりバスについて質問させていただきます。私も、議員になる前、令和4年度に、実施された熊取町公共交通会議、公共交通ワークショップに住民代表として参加させていただき、ひまわりバスだけでなく、本町の地域旅客運送サービスの現状や問題点について聞かせていただきたり、住民として意見もさせていただきました。選挙の時にも、多くの住民さんから、本町の主要な拠点である、熊取駅への乗り入れや、日根野イオンなどへの乗り入れや、便数を増やしてほしいなど、ひまわりバスに対する要望もお聞きしました。
私自身、公共交通ワークショップに参加させていただいてから、ひまわりバスに対する興味や関心が増し、その後、度々利用するようになり、今日も役場までひまわりバスを利用させていただきました。私がひまわりバスを利用して感じた事は、コースや停留所、時間なども含めてよく考えられている、とても良い公共交通機関だと思っています。利用された事のない住民さんにも一度利用して頂きたいと思っています。直近3年間の利用状況をお聞かせ下さい。」
【答弁】
それでは、ご質問の「ひまわりバスについて」の1点目「直近3年間の利用状況について」答弁申し上げます。令和2年度の利用者数が49,766人、令和3年度が67,548人、令和4年度が84,633人となっております。令和2年度におきましては、コロナ禍における社会活動の停滞等から利用者が減少したものですが、令和3年度から4年度につきましては、熊取町版緊急生活・経済支援により運賃を無償化としたこともあり、利用者が大幅に増加し、令和4年度では過去最大の利用者数となっております。また、継続して運賃無償化を実施している令和5年度におきましても、増加傾向にあり、10月末時点の利用者数は57,020人で、年間に置き換えれば10万人近くになる見込みとなってございます。以上、答弁とさせていただきます。
「令和3年、令和4年、令和5年と、運賃無償化での運行ではありますが、利用者数が増えている事は、熊取町の公共交通機関として重要な役割を果たせていて、今後も必要な住民サービスであることがわかりました。次に、運転手の現状、人数や交代時間・休憩時間などについてお聞かせ下さい。」
【答弁】
ご質問の2点目「運転手の現状、人数や交代時間・休憩時間などについて」答弁申し上げます。ひまわりバスの運行につきましては、「熊取町内循環バス運行に関する協定書」を南海ウイングバス株式会社と締結し、同社が運営し、本町がその運行費用を補助金として負担してございます。ひまわりバス運転手の現状等におきましては、南海ウイングバス株式会社に確認しましたところ、労働基準法に基づく法令を遵守し、連続運転時間や休憩時間を考慮したうえで、必要交替人員を確保し、運行にあたっているとのことでした。また、働き方改革関連法の施行に伴う労働基準法の改正に対する対応、いわゆる2024年問題につきましては、ひまわりバスに係る運転手に限っては、特段の影響はないと伺っております。ただし、業界全体での運転手不足の影響もあり、人材の確保に伴う給与、費用面については、少なからず影響はあると思われるとのことで、今後、本町においても費用負担が増加する可能性があると考えられるところでございます。以上、答弁とさせていただきます。
「町内2箇所でフリー乗車区間が設定されていますがその理由と、利用状況についてお聞かせ下さい。」
【答弁】
ご質問の3点目「町内2箇所でフリー乗車区間が設定されている理由と利用状況について」答弁申し上げます。フリー乗降の実施につきましては、平成26年3月から南海ウイングバス株式会社が運行する路線バス、南海熊取ニュータウン線の「希望が丘北」バス停から「希望が丘南」バス停の間で開始されることを契機として、ひまわりバスについても、利便性の向上を図るため、警察等の各関係機関と調整のうえ、交通量、道路幅員やバス停の立地状況等を踏まえ、安全に乗り降りできる区間の選定を行い、平成26年7月1日から、路線バスの
フリー乗降区間と同じくする七山方面循環コースの「希望が丘北」バス停から「希望が丘南」バス停の間に加え、自然公園方面循環コースの「成合」バス停から「高田」バス停の間の2ヶ所において導入したものでございます。また、フリー乗降区間での利用者数につきましては、令和2年度で362人、令和3年度で555人、令和4年度で844人、令和5年度は10月末時点で722人と年々増加傾向となってございます。以上、答弁とさせていただきます。
「町が把握しているひまわりバスに望む住民の声についてお聞かせ下さい。」
【答弁】
ご質問の4点目「町が把握しているひまわりバスに望む住民の声について」答弁申し上げます。令和3 年度に住民や公共交通利用者を対象として実施しました「公共交通に関するアンケート調査」において、ひまわりバスについては、『低価格で駅まで行けること』や『青年会場前から歩くのは5分でも大変』などの理由から、駅への乗り入れを要望する声がある一方で、『駅へ乗り入れることで路線バスが減便・衰退されると困る』や『青年会場前までで十分である』などの理由から、駅への乗り入れを要望しない声もありました。また、『あると利用しやすい』や『目的地までの往復がしたい』などの理由から、ひまわりバスの逆回り運行を要望する声がある一方で、『時刻表や運行が複雑になる』や『便利だが費用がかかりすぎる、公費負担が増す』などの理由から、逆回り運行を要望しない声もあるなど、様々な意見がございました。ご意見につきましては、総体的に、住民・個人の利便性の向上を望む声と、公費削減や公共交通全体の役割分担にとどめるべき等の経済性や効率化を求める声の対極的な意見に分かれる傾向となってございます。以上、答弁とさせていただきます。
「現行車両更新の時期についてお聞かせ下さい。」
【答弁】
ご質問の5点目「現行車両の更新時期について」答弁申し上げます。大林議員のご質問と重複いたしますが、平成11年4月1日から運行を開始したひまわりバスにつきましては、約16年経過の平成28年10月1日に現車両への更新を行い、現在8年目を迎えているところでございます。車両更新について、運行事業者の南海ウイングバス株式会社では、運行状況を考慮し、概ね12年から15年を目途に更新しているとのことであり、ひまわりバスにおきましても、車両の状況を考慮しながら、南海ウイングバス株式会社と協議のうえ、車両更新について検討してまいりたいと考えてございます。今後も地域公共交通の利便性向上に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
「私自身、何度もひまわりバスを利用し、感じた事、住民さんからの意見も取り入れて、現状のコースを基本に、改善した方が、選択肢も増えて良いのではないか?と思い資料を作り提案させていただきました。」
子どもたちの未来と故郷発展のために!
熊取町愛で頑張ります。
よろしくお願いします。
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